僕が東工大院を受験したとき(2005年4月入学)は、院試で英語の試験が課されましたが、現在では全ての専攻で英語の試験は廃止され、代わりにTOEICまたはTOEFLのスコアを提出することが求められます。
つまり、院試をクリアするために、TOEIC/TOEFL対策が重要になってきます。気をつけておきたいことを挙げればきりがありませんが、次の2点だけは、基本的なこととして肝に銘じておきたいところです。
・TOEIC/TOEFLはスコアを受け取るまでに数ヶ月かかります!
まず、気をつけなければいけないのは、TOEICテストは2〜3ヶ月1〜3ヶ月程度に1回(年間8回)しか開催されず、申し込みから結果の通知まで3〜4ヶ月2〜4ヶ月程度を要することです。願書の提出時にTOEICの成績証明書(スコア)のコピーの提出が求められますので、要注意です。
TOEFLの場合は、だいたい2週間に1回テストが実施されますし、申し込みも、ウェブによるLate registrationであれば前営業日まで受け付けていますが、試験を受けてからスコアが郵送されてくるまで約1ヶ月かかりますので、早めに受験しておくことをお勧めします。
東工大の場合(2010年度入試)、願書の提出時にTOEICの成績証明書(スコア)のコピーの提出が求められますので、要注意です。口述試験時または筆答試験時にはスコアの原本を持参して提示する必要があります。
※大学生協等で行われているTOEIC−IPテストのスコアは認められないケースもあるので気をつけてください。
・TOEIC/TOEFLのスコアはなかなか伸びません!
次に、気をつけなければいけないのは、TOEIC/TOEFLのスコアはなかなか伸びないことです。とにかく問題量が多いことから、攻略するために英語に慣れる必要があります。また、TOEIC/TOEFLの出題形式にも精通する必要があります。これらは、一夜漬けのような小手先の対策では歯が立ちません。できれば、少なくとも1年前から対策を始めておく必要があると思います。
まずは、それぞれの公式サイトを確認しておくことをお勧めします。
TOEIC公式ウェブサイト: http://www.toeic.or.jp/
TOEFL公式ウェブサイト: http://www.cieej.or.jp/toefl/
※KNさんから情報を頂きましたので、一部本文を訂正致しました。('09/12/16)
また、下記の情報を頂きましたので、引用させて頂きます。
加えて、最近ではTOEICの受験が大学でも必須(単位の認定などから)となっている場合もあり、専門科目との配点の関係から、受験時に邪魔にならない程度であれば、上記されているほど時間をかける必要もなくなってきているようです。
事実、今年度の大学院の説明会や現役の修士の方々のお話から600点前後で問題ないとのことです。もちろん得意不得意に差は出るとは思いますが、大学受験を経験している人であれば、3ヶ月程度の準備で2回も受ければ、あくまで私見ではありますが十分ではないかと思います。
同時に英語にかける時間を専門科目にまわしたほうがよいとの話もありました。
まだ、一度もTOEIC/TOEFLを受けたことが無い人は、まずは公式問題集で出題形式に慣れてみるところから始めてみると良いと思います。
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