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 今週末の第一回修論締切に間に合いそうもなく、あっぷあっぷのしょーたろーです(笑)。
 で、今更なんですが、あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いしますね!
 本当は、ブログを書いている時間などないはずなのですが…、論文作成が行き詰まってきたのでちょこっと気分転換しようと思って書いています。 
 今日は、先日「たか」さんからコメント頂きましたので、それにお答えしたいと思います。「たか」さんコメントありがとうございました。

はじめまして、去年よく拝見させていただいた「たか」です。
今更ながらですが、しょーたろーさんのブログを参考にしながら、他大学に受験したものです。非常に参考になりました!
幸い第一志望に合格することが出来ました!
ありがとうございます。

一つだけだけ相談があります。
来年からは違う分野を学ぶことになるのですが、指導docterが卒論の研究を異常なくらいにやらせようとしてきます。自分のデータに期待をしてるようですが…、一般にdocterは実験しないものなのですか?
僕個人としては、来年の分野への備えをしておきたいとの考えがあるのですが…
しょーたろーさんのご意見としては、卒論と来年の備えどちらを取るべきだと思いますか?

 まずは、第一志望合格おめでとうございます!よかったですね!!!
 たかさんは、違う分野に進学されるとのことで、その分野とは違う内容の卒論を異常なくらいまでやらされようとしているとのことですね。僕も同じ立場なら、まずは卒論はそこそこにして、院進学後の分野の備えをしたいと思うと思います。 
 ただ、ちょっと離れた視点から見た上で結論を言うと、来年への備えより、今の分野の卒論を徹底的にやったほうが良いと思います。 
 すみません、きっとたかさんの期待していた答えとは違うとおもいます。
 
 なぜかといいますと、理由は2つあります。
 
 まず1つ目は、今から、備えをしたとしても、たいした事は出来ないと思うのが1点です。それは、その分野に関する研究設備や環境、文献、またノウハウなどがないからです。院に進学後にこれらは全て手に入りますので、その中で勉強をしたほうが効率が良いと思うからです。
 
 2つ目は、卒論で身につけることというのは、研究内容ではないといことです。学部の卒論程度では、たいした業績にもなりませんし、たいして重要ではありません。卒論で論文を書くときに得た論理構成能力、さまざまな視点から考察する能力、問題にあたったときにどうするかという対応能力、文献などを短時間で正確に理解する能力など、研究に必要な基本的な能力を身につけるのに非常に有効なんです。こういった基本的な能力というのは、研究をするに当たって非常に重要なのですが、院生になってしまうと忙しくてこのような能力を磨く時間がとれなくなってしまうんです。
 
 ということで、違う分野かもしれませんが、卒論を一生懸命やることが、来年からの分野のための一番良い備えとなるわけなんです。ちょっと、遠回りに見えるかもしれませんが騙されたと思ってがんばって見てください。
 
 もちろん、来年の分野の内容について、いくつか文献を読んだりすることは良いことですので、いまの卒論を優先しつつ、余力を使って来年の分野について勉強してみるというスタンスが良いのかなと思います。
 ただ、これはあくまでも僕の意見ですので、たかさんが一番良いと思う方法でやってみてくださいね。
 
 また、なにか質問があったらいつでもコメント下さい!
 それでは卒論がんばってください!と僕も修論がんばらんといけないのですが…(汗)。