大学院受験の秘訣ブログ

中堅私立大学から一流国立大学院へも夢ではない

大学院受験

 

合格通知書

     
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この連休中に家の中を掃除していたら、大学院の合格通知書が出てきました。もう5年も前になります。

しょーたろー合格通知書



それにしても、時間が過ぎるのは早いな〜。

また、その他にも受験票や手続き書類も一緒に出てきましたので、参考までにアップしておきます。(個人情報部分は画像処理しています。あしからず。)

まずは、「筆答試験対象者になりましたよ〜」という通知。学部の成績がめちゃくちゃ良いと口述試験対象者になり、筆答試験は免除になります。
(僕も、学部の成績は悪くはなかったのですが、筆答試験免除にはなりませんでした。)

しょーたろー筆答試験




確か同じタイミングで受験票も送られてきます。もしかしたら、多少前後していたかもしれません。が、5年も前の話で正確には覚えていません。すみません。
この頃は、髪が長かったなぁ…。(長髪とまではいきませんが。)

しょーたろー受験票




筆答試験をクリアすると、口頭試問を受けて下さいという通知が送られてきます。

しょーたろー口頭試問




そして、口頭試問を無事にクリアすると、
晴れて、合格通知と入学手続きに関する書類が送られてきます。

しょーたろー入学手続き1しょーたろー入学手続き2


入学手続きを全て終えると、入学許可書が送られてきます。確か、3月末か、4月に入ってからだったと思います。入学式の直前だったような…。(すみません、このへんも記憶が定かでありません…。ちゃんと記録をつけておくべきだった!)

しょーたろー入学許可書



院試は以上のような流れとなります。参考になれば幸いです。

もし、院試の流れについてもっと詳しく教えて欲しい事などがありましたら、コメント下さい。覚えている範囲でお答えしたいと思います。
(まずは、右サイドバーの「大学院受験の流れ」を一通り見てくださいね。そこに書いてあるかもしれません。)


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海外在住ですが、それでも研究室訪問はすべきでしょうか?

     
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今日はSAKURAさんから頂いたご質問にお答えしたいと思います。

はじめまして。とてもわかりやすく有益な情報ありがとうございます。
研究室訪問に関して、質問です。

私が海外に住んでいまして、日本で大学院へいけない状況です。しかし、私の目指す分野の著名な先生がいらっしゃり、ぜひこの先生に指導を受けたいと思っています。この先生が日本にいらしても、その研究室へ行きたいと思うほど論文やご研究に関心があります。

少々マニアックな分野なので、周りに尋ねてもこの研究室以外、まず探すことは難しいとの意見で一致しています。

このような状況で、入試前に研究室に訪問することに緊張を覚えています。
(1)もし、先生との相性に不安を感じたら?
(2)私は専門外からの飛び込みですので、知識が足りないなどと判断されたら?

の二つです。
どうしてもその研究室へ行きたいので、行ってむしろマイナスの要因になったら...と思うと躊躇してしまいます。

こんな場合でも、やはり事前に研究室を訪問すべきでしょうか?

SAKURAさん、コメントありがとうございました。

SAKURAさんは海外在住とのことで、研究室を訪問するべきかどうか悩んでしまうところだと思います。特に、海外からわざわざ訪問して、先生との相性が悪かったり、訪問することがかえってマイナスになってしまったらと考えてしまうのは当然だと思います。(ぼくも同じ状況であれば、SAKURAさんと同様な悩みを持つと思います。)
参考になるかわかりませんが、僕の意見をお話ししたいとます。SAKURAさんは、「こんな場合でも、やはり事前に研究室を訪問すべきでしょうか?」とおっしゃっていますが、「こんな場合だからこそ研究室を訪問するべきたと思います。」と僕は考えます。

> (1)もし、先生との相性に不安を感じたら?
もし、研究室訪問をしないで合格したら、合格してから入学までに期間に、SAKURAさんのこの悩みは大きくなってしまうと思います。また、入学後に教授と相性が悪いことがわかってしまったら、大学院生活は悩みの尽きないものになってしまうと思います。であるのなら、早めに先生との相性が良いのか悪いのかをハッキリさせておけば、受験対策や、将来の研究生活のための準備に集中できると思います。
研究室を訪問して、教授との相性が悪いかもと感じても、もし本当にその分野の研究をしたいのなら、SAKURAさんの決意は揺るがないはずです。

> (2)私は専門外からの飛び込みですので、知識が足りないなどと判断されたら?
基本的な知識だけはしっかり持っておくという前提で、特に問題にならないと思います。大学院については、教授は熱意とやる気のある学生を求めています。学部で身につけられる程度の専門知識というのは、数十年も研究生活を送っている教授から見れば、たいしたことはありません。数ヶ月本気で取り組めば十分キャッチアップできてしまう程度のものです。ですので、教授は現時点での知識やスキルよりも、将来の可能性を重視します。つまり、基本的な事がしっかり身についていて、熱意とやる気(積極性)のある学生を求めています。ですので、これも熱意とやる気があれば、問題ないはずです。

ということで、もし、他の用事で日本に一時帰国でもする機会があるのでしたら、事前の研究室訪問をおすすめします。海外在住であるのにわざわざ訪問するということ自体がプラスの要因になると僕は思います。(それだけで本気なんだというのが伝わってきます)
もちろん、帰国するのも大変ですので、コメント欄でNEETNさんがおっしゃっているように、メールでのやりとりも有効だと思います。ただ、相性については、メールだけではどうしても判断がつかないときがありますが。(メールでこの人嫌な人だなと思っていたのに、会ってみたらすごくいい人ということが結構ありますので。もちろん、その逆も。)

参考になったかはちょっと不安ですが、少しでもお役に立てればと思います。がんばってください。応援しています!

成績証明書を提出する意味

     
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大学院受験の願書を出す際に、一緒に提出する必要のある書類がいくつかあります。そのうちの一つが「大学の成績証明書」です。

これを聞いてドキッとされる方がいるんじゃないでしょうか!? 大丈夫です。ぼくも成績証明書を出さないといけないと知ったときは一瞬ドキッとしましたから(笑)。

でも、どうして、成績証明書の提出が求められるのでしょうか?高校受験の時は、入試の得点と、中学時代の成績(内申点)を加味して合否を判定するという仕組みですが、大学院受験も同じ仕組みなのでしょうか?

いえ、違います。大学受験の時は高校の成績証明書なんて出さなかったと思います。それは、高校の時の成績は大学受験の合否には関係ないからです。大学院受験も基本的に同じで、大学の時の成績が直接合否につながることはありません。

では、どうして、大学の成績証明書の提出が求められるのかというと、筆記試験の免除の判定に使われるからです。一部の大学院では、学部の成績優秀者には院試において筆記試験を免除するという制度があります。成績優秀者の囲い込みが目的でこういう制度があるのだと思いますが、この免除の有無の判定のために成績証明書が必要になるわけです。

ですから、筆記試験を受験者については、学部の成績が合否に直接関係することは基本的にありません。大学の時の成績が悪くても、心配する必要はありません。

参考までに、一般的に願書を出すときには成績証明書の他に以下の提出が求められます。
  • 大学の卒業見込み証明書
  • 大学の成績証明書
  • 志望理由書
  • 研究計画書
  • 履歴書
※詳しくは、「願書と必要な書類を揃える」をご覧ください。


院試に必要な科目が大学の授業にない場合、独学しかないでしょうか?

     
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今日はS.Sさんから頂いた質問についてお話ししたいと思います。

「質問なんですが、院試に必要な科目が大学の授業にない場合、独学でいくしか方法はないですか?」

S.Sさんは、学部の時とは違う分野の大学院に進学するんだと思いますが、確かにこのような場合は非常に困ってしまいますよね。

  結論から言うと独学しかないと思います。でもだからと言ってがっかりしないでくださいね。 ここでよ〜く考えてもらいたいのですが、大学の講義の内容ってそんなに充実していますか?だいたいは難しくて分厚い教科書を読んで、例題を解く。時々、面白い昔話をしてくれる。という感じではないでしょうか?例題を解くときも予備校の講義のように目から鱗ということはそんなにないと思います。

結局、講義の後で図書館に行って勉強することになっていると思います。そうであれば、大学の講義があってもなくても、あまり変わらないと思います。大学での勉強というのは、講義があるにしても無いにしても、ある意味独学なんだと思います。

もし自習していてわからない事が出てきたら、講義がなくてもその分野に詳しい教授が大学に一人はいると思いますので、研究者データベースで調べて訪ねて行けばいいと思います。

また、インターネットのQ&Aサイト(OKWaveヤフー知恵袋教えて!goo など)で聞いてもよいと思います。


学術的な質問に対してもまともな回答がついているようです。
ただ、教授に聞くのも、Q&Aサイトで質問するのにも共通して言えることですが、何でもかんでも、「この問題がわからないから解き方教えてください」というようでは、全く自分のためにならないと思います。

「この問題をこのように解いてみたのですが、行き詰まってしまいました。この先はどのようにしたら解けるのでしょうか?」

とか

「この条件の時はこのようにして解けるのですが、条件がこうなると解けません。どのように考えたらよいのですか?」

というように質問をするようにしたら、的を得た回答をもらえやすくなりますし、何より自分のためになると思います。

大学の成績の評価方法

     
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 今日は大学の成績評価制度についてお話したいと思います。

 大学の成績評価方法は、当然のことながら大学によって違ってきます。おそらく、優(A)、良(B)、可(C)、不可(D)の4段階評価の大学が一般的ではないかと思います。
 通常は定期試験の点数がそのまま成績に反映されるという場合が多いのですが、中には小テスト、レポート、出席状況などを加味する教官(教員)もいます。

 一般的には、
  優(A):  80〜100点
  良(B):  70〜79点
  可(C):  60〜69点
  不可(D): 59点以下
 というように4段階で評価されます。ぼくの出身大学の武蔵工業大学はこの評価方法でした。(ただし、現在は後述するGPAを導入しているそうです。)

 また、最近では、GPA(Grade Point Average)を導入する大学が増えてきており、この場合は、
  優(A):  90〜100点
  良(B):  80〜89点
  可(C):  70〜79点
  準可(D): 60〜69以下 
  不可(F): 59点以下
 の5段階で評価されることになります。優(A)を4、良(B)を3、可(C)を2、準可(D)を1、不可(F)を0として、さらに各単位数を乗じて合計したものを総単位数で割ってスコア化します。つまり、オールAなら4.00、オールFなら0.00になることになります。
 北海道大学や九州大学がこの評価方法を導入しています。

 レアなケースとして、優、良、可などで評価せずに100点満点の素点で評価する場合もあります。
 東工大はこの評価方法を導入しています。

 一部の大学院では、学部時代の成績優秀者には院試で筆記試験を免除する場合があります。大学によって成績評価制度が違うこともあり、免除になる基準があいまいですが、以前にもお話したように相当成績が良くないと免除対象になりません。もちろん大学自体の偏差値も関係がありますので一概には言えませんが、地方国立大学だとGPAで言えば3.8とか3.7くらいの成績でなければ難しいと思います。

 なお、GPAを導入している大学のリストがWIKIPEDIにあります。
  GPA - Wikipedia

過去問が解けない(解決編)

     
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 前回の記事では、どうして過去問が解けるようにならないのか、その理由についてお話しました。 今日は、どうしたら過去問が解けるようになるか、その具体的な方法についてお話したいと思います。 (今日の記事はちょっと長いです)
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過去問が解けない(理由編)

     
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 「過去問を見て愕然としました」
 「過去問を解いてみましたが1問も解けませんでした(泣)」
 「過去問を見て不安になりました」

 過去問についてこんなコメントやメールをよく頂きます。僕も院試対策を始めたとき、過去問を見て愕然としたのを覚えています。まったく解けないんですよ!!

 今日は、どうしたら過去問が解けるようになるのかをお話したいと思います。
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(10)大学院入試(口述)を受験する

     
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大学院受験の流れシリーズ 第10回 「大学院入試(口述試験/高等試問)を受験する」です。

大学院や専攻によっては、院試で口述試験または口頭試問を課すところがあります。ちなみに、口述試験というのは面接試験のことで。口頭試問は面接のことです。口述試験も口頭試問も基本的にほとんど同じものと考えても問題ありませんが、口述試験のほうが専門に関する基礎知識を問われる要素が大きいと考えてもらうと良いと思います。

東工大の場合では、一部の学部成績優秀者には、筆記試験を免除して口述試験のみ課します。ただ、この成績優秀者というのは、本当にずば抜けて成績が優秀という意味で、ほとんどの人は該当しないはずですので、最初から筆記試験(普通の院試)に臨むつもりでいた方がよいです。僕も学部の成績は良いほう(単位の85%くらいが優(A)評価でした)でしたので、ひそかに筆記免除になるかなと密かに期待していたのですが(笑)、対象者に該当しませんでした(残念)。全て優(A)評価にいくつかの良(B)評価があるくらい良くないと該当しないようです。もちろん出身の大学のレベルにもよるそうです(某教授談)。この某教授によれば、いわゆるFランク大の場合はオール優(A)評価でも選ばないと言っていました。

で、この口述試験でポイントになるのが、

  1. 論理的に話すことができるか?
  2. 専門に関する基礎知識はあるか?
  3. 人の話をしっかりと聞いて理解しているか?
  4. 院に進学する動機は何か?
  5. 熱意があるか?

の5点です。

特に、1と5を重視する傾向があるようです。もちろん、専攻や大学院によってちがってくると思いますが、この2点はどこでも重要視されるはずです。

まず、すべての理系専攻で求められるものが論理的思考能力です。これが無ければ、研究をすることができませんし、論文を書くこともできません。いや、書くことが出来ないと言うよりも、読んだ人が納得できる論文を書くことができないということです。そもそも、論文というのは、読む人を(論理的に)納得させなければ意味がないので、この能力が無いというのは研究者としてやっていくのが困難になってしまいます。

つぎに、学部で学ぶ専門知識というのは、たかがしれていますので、基本的に必要最低限の知識があるかどうかというところを見られます。それよりも、院に入ってから、一生懸命やっていく熱意があるのかどうかというところを、教授達は見極めたいと考えているようです。いくら知識や学力があっても、熱意が無ければ、入ってきてから使い物になりませんから。

このように上記5点について、もう一度自分自身はどうなのか見つめ直してみると良いと思います。これらについて良く備えができてるならば、面接で落とされるということはまず無いと考えて良いと思います。

関連記事:
院試に大学の成績は関係ありますか?
いつから院試対策を始めればよいか

院進学までの備え

     
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 今週末の第一回修論締切に間に合いそうもなく、あっぷあっぷのしょーたろーです(笑)。
 で、今更なんですが、あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いしますね!
 本当は、ブログを書いている時間などないはずなのですが…、論文作成が行き詰まってきたのでちょこっと気分転換しようと思って書いています。 
 今日は、先日「たか」さんからコメント頂きましたので、それにお答えしたいと思います。「たか」さんコメントありがとうございました。

はじめまして、去年よく拝見させていただいた「たか」です。
今更ながらですが、しょーたろーさんのブログを参考にしながら、他大学に受験したものです。非常に参考になりました!
幸い第一志望に合格することが出来ました!
ありがとうございます。

一つだけだけ相談があります。
来年からは違う分野を学ぶことになるのですが、指導docterが卒論の研究を異常なくらいにやらせようとしてきます。自分のデータに期待をしてるようですが…、一般にdocterは実験しないものなのですか?
僕個人としては、来年の分野への備えをしておきたいとの考えがあるのですが…
しょーたろーさんのご意見としては、卒論と来年の備えどちらを取るべきだと思いますか?

 まずは、第一志望合格おめでとうございます!よかったですね!!!
 たかさんは、違う分野に進学されるとのことで、その分野とは違う内容の卒論を異常なくらいまでやらされようとしているとのことですね。僕も同じ立場なら、まずは卒論はそこそこにして、院進学後の分野の備えをしたいと思うと思います。 
 ただ、ちょっと離れた視点から見た上で結論を言うと、来年への備えより、今の分野の卒論を徹底的にやったほうが良いと思います。 
 すみません、きっとたかさんの期待していた答えとは違うとおもいます。
 
 なぜかといいますと、理由は2つあります。
 
 まず1つ目は、今から、備えをしたとしても、たいした事は出来ないと思うのが1点です。それは、その分野に関する研究設備や環境、文献、またノウハウなどがないからです。院に進学後にこれらは全て手に入りますので、その中で勉強をしたほうが効率が良いと思うからです。
 
 2つ目は、卒論で身につけることというのは、研究内容ではないといことです。学部の卒論程度では、たいした業績にもなりませんし、たいして重要ではありません。卒論で論文を書くときに得た論理構成能力、さまざまな視点から考察する能力、問題にあたったときにどうするかという対応能力、文献などを短時間で正確に理解する能力など、研究に必要な基本的な能力を身につけるのに非常に有効なんです。こういった基本的な能力というのは、研究をするに当たって非常に重要なのですが、院生になってしまうと忙しくてこのような能力を磨く時間がとれなくなってしまうんです。
 
 ということで、違う分野かもしれませんが、卒論を一生懸命やることが、来年からの分野のための一番良い備えとなるわけなんです。ちょっと、遠回りに見えるかもしれませんが騙されたと思ってがんばって見てください。
 
 もちろん、来年の分野の内容について、いくつか文献を読んだりすることは良いことですので、いまの卒論を優先しつつ、余力を使って来年の分野について勉強してみるというスタンスが良いのかなと思います。
 ただ、これはあくまでも僕の意見ですので、たかさんが一番良いと思う方法でやってみてくださいね。
 
 また、なにか質問があったらいつでもコメント下さい!
 それでは卒論がんばってください!と僕も修論がんばらんといけないのですが…(汗)。

院試に大学の成績は関係ありますか?

     
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 大学院を受験するに当たり、大学の成績が関係あるのかという質問を時々受けます。

 結論から言いますと、Yes and No. です。

 まずどうして「Yes」かと言うと、学部の成績が良いと、一部の大学院や専攻では筆記試験を免除するところがあるからです。東工大の大学院にも多くの専攻で筆記試験免除の制度があります。ただ、優・良・可・不の4段階で、90%以上が”優”、残りの10%位は”良”というくらい良くないとダメなようです。

 ですので、通常は筆記試験(と面接)を受けるわけですから、この場合は学部の成績は全く関係有りません。なのでこの場合は「No」というわけです。試験で大学院で研究を行える基礎的な学力と、論理的思考能力とやる気を証明できれば、学部時代の成績が悪くても全く関係有りません。

 学部の成績が悪かったとしても、急に大学院でやりたいことができたときには、心機一転、がんばって見ては如何でしょうか??

 ちなみに、僕の学部の成績は、優:78%、良:10%、可:10%、不:2%、といっ た具合でした。まあ、悪くは有りませんが、筆記は免除になりませんでした。
 蛇足ですが、高校(厳密に言うと高専)時代は、クラスで最下位でした。あの頃は何も考えずに遊びすぎました。反省…。

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Profile

しょーたろー

 東京工業大学の大学院生でした(H19年3月に修士課程修了)。専攻は原子核工学。3.11の前後では全く様相が変わり、自分が学んで来たことについて色々と考えることが多いです。
 独自に編み出した勉強法などが世の中の大学生や大学院受験生のためになればと思い、ブログを始めてみました。宜しくお願いします。
 ご質問などありましたら、コメント、メール、メッセージ、twitterなどで受け付けています。お気軽にご連絡ください!

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