大学院受験の秘訣ブログ

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院試FAQ

 

過去問の傾向に沿った勉強法とは?

     
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 ごろうまるさん、ご質問ありがとうございました。 今日は、ごろうまるさんのご質問にお答えしたいと思います。

 Q.「今、理工系大学院の数学の過去問題集などを使って勉強しているのですが、私が志望する専攻(物理電子システム創造)とはかなり傾向が違うみたいなんです。
 こういう場合は専攻の過去問を中心に勉強したほうが有効でしょうか?
といっても公開されているものが5年分くらいなので量的に結構不安になってしまいます。
 何かよい方法がありましたら教えてください。 」

 確かに、傾向が違う問題は、入試直前期にはあまり効果的でないかもしれません。かといって、過去問だけでは量的に不安ですね。

 ぼくも院試のときに同じ思いをしたのでよくわかります。で、いろいろ試行錯誤してみて良かったと思った方法を書きたいと思います。

 ぼくが実際にやってみたのは、まず、過去問から傾向を把握して、その次に大学の講義で使っている教科書や、図書館にある大学院入試の問題集や参考書を片っ端から眺めて、過去問と傾向の似た問題をいくつかリストアップして集めて独自の問題集を作りました。その後は、ひたすらそれを何度も繰り返し解きました。傾向に沿った問題で量的にも多くなったので、かなり実力と自身がつきました。

 ただ、問題を集めるのに時間がかかるので、もうひとつお勧め出来るのが他大学(志望していなくても)の同様の専攻の過去問を取り寄せてみてはどうでしょうか。もしかしたら、院試問題の傾向が似ているかもしれません。これならそんなにお金もかかりませんし、取り寄せてしまえば、図書館や本屋に行って探し回るという手間もありません。

 と、僕はこんな感じで過去問の傾向と量的な不安に対応しましたが、いかがでしょうか?いろいろ参考にして、自分自身で一番納得のいく方法でやってみると良いと思います。

 がんばってください!!


 ※ ブログ左のサイドバーに「しょーたろーのおすすめ」というところがありますが、そこにも使えそうな院試過去問集を紹介していますのでよければ参考にしてみてください。

関連記事:
【工学系】 大学院入試問題集 - 工学系
【化学系】 大学院入試対策参考書

研究室見学のときのポイントは?

     
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 ユーイチさん質問ありがとうございました。

  「研究室の見学に行ったときに,研究室のどのようなところをポイントにして回っていましたか?」ということですが、きょうは研究室見学のポイントを挙げておきたいと思います。

 まず、僕の場合は、見学の前にどんな研究室や専攻があるのか全国の大学から探しました。ことのきは、主にネットで調べました。また、ネットで調べてもっと知りたいと思ったところには、メールでパンフレットを取り寄せました。

 そして、そこからいくつか絞って、最終的には3つの研究室に見学に行きました。

 見学する研究室を選らんだポイントは、

  1. 研究室の研究内容が自分の望んでいるものか?
  2. 指導教授はその分野である程度実績を持つ人か?
  3. 指導教授の出身の専門は何か?
  4. 大学院の立地条件
  5. COEの拠点かどうか?

 1.は言うまでも無いでしょう。
 2.は学部の時の指導教授や先輩などに聞いたり、もしくは学会誌などでもある程度知ることができると思います。これは、特に大規模な研究の場合、他の研究所や大学と共同で研究を行えるかどうかに左右してきます。
 3.は、自分が大学(院)の時は違う専門を学んだという教授もいらっしゃるので、気をつけた方が良いです。やはり、大学時代から一貫して学んできた教授のほうが、専門性が高いので、その点も考える必要があります。研究室のホームページなどに教授の学歴などが載っているので参考にしたら良いと思います。
 4.これは、やはり短くて2年、長くて5年通うわけですから、自宅から通学するのか、下宿するのかなども考える必要があります。
 5.文科省の21世紀COEプログラムというのがあるのですが、これは何かというと、全国の大学で世界に通用し得るレベルの専攻や研究所を選んで、そこに重点的に予算をあてるというプログラムです。このプログラムを持っている専攻ですと、とくに博士課程では、国際学会やシンポジウムに出席できる機会が多くなります。(ちなみに僕は東工大と東大で迷いましたが、最終的にはCOEプログラムを持っているという理由で東工大を選びました。)

 そして、見学したあとに、

 第一志望の研究室を決めるときのポイントは、

  1. 教授との相性
  2. 研究室(教授)の指導方針
  3. 研究室の雰囲気
  4. 先輩たちとの相性
  5. 研究室OBの進路(就職先)

 1.は言うまでもないですね。やはり教授との相性は重要です。僕は、それぞれの教授から指導してもらっている姿を想像して、違和感があるかないか考えました。
 2.も重要です。放任主義やみっちり指導主義などいろいろありますので、自分に合っているのは何かを考えたら良いと思います。教授に直接聞いてみても良いと思います。
 3.は、あまり考えないで直感です。自分自身がその研究室で研究している姿を容易に想像できるかできないかがポイントだと思います。
 4.も重要ですね。実際に見学に行ったときに先輩たちと会わせてくれると思うので少し話してみて、第一印象や人柄などを少し感じてみて考えると良いと思います。
 5.もとても重要です。特に修士修了後に就職を考えているなら、第一優先項目となるかもしれません。ホームページそ見たり、実際に先輩に聞いてみたりして情報を得ると良いと思います。

 だいたい、研究室を見学する際のポイントはこんな感じだと思います。あくまでも僕がポイントにしたものだけを挙げてみたので、他にもいろいろとあると思います。

研究室の見学を申し込むためには?

     
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 この時期になると、多くの大学院で専攻説明会などが始まります。もうすでに参加された方もいるのではないでしょうか?

 大学院受験で志望の研究室の見学は絶対にしておくべきですが、ではいつすればよいでしょうか?説明会の後と前どちらがいいでしょうかという質問もいただきましたが、僕の意見としてはどちらでもいいと思います。少しでも行きたいなと思ったら早めに見学に行ったらいいと思います。実際に行ってみて思っていたのと違う時などもありますので、早め早めに行動しておけば、そんなときでも他の所を探すことができますので。

 で、どのように見学を申し込めばいいのかですが、電話かメールがいいと思います。電話ですと忙しい教授の場合なかなかつかまらないことがあるので、メールのほうが良いと僕は思います。教授の電話番号やメールアドレスは研究室のホームページなどに載ってますので、簡単に見つけることができると思います。

 せっかくなので、僕が実際に見学を申し込んだときのメールを例文として載せておきますので参考にしてください。

メールの件名:研究室見学の依頼
メールの本文:
○○先生
 
はじめまして、突然のメールで大変失礼致します。
私、○○大学 工学部○○学科 4年に在籍しております、
しょーたろーと申します。
 
○○先生の研究室のホームページを拝見致しまして、
先生の研究室と研究内容に、大変興味を持ちました。
 
私自身、将来的に□□□の研究をしていきたいと考えておりましたので、
特に○○先生の「△△△の研究」や
「△△△の研究」について、詳しくお話をお聞きできればと思いました。
 
よろしければ、先生のご都合の良いときに、
見学させて頂きたいのですが、よろしいでしょうか。
大変、お忙しい中であるかと思いますが、どうぞ、宜しくお願い致します。
 
○○大学 工学部 ○○工学科
○○研究室 所属
しょーたろー
E-Mail: shotaro@u-shotaro.ac.jp

Cell: 090-0000-0000

 

 ただ、そのままコピーして使わないでくださいね。参考にするのは良いことですが、やはりある程度は自分で考える習慣をつけておくほうが、後々のためになりますから!

 

 と、こんな感じでメールを教授に出せば、「メールありがとう、じゃあ、何日の何時くらいとかは予定はどうですか?」みたいなメールが返ってくると思います。だいたい2〜3日くらいで返事が来ると思いますが、海外出張などでメールを見ていない時もありますので、1週間くらいは待ったほうがいいと思います。それでも返事がこない場合は、決して無視してるわけでなく、誤って読み逃したのだと思いますので、「先日メールを出した○○と申しますが、メールはお読みいただいたでしょうか?失礼だとは思いましたが、念のため再送させていただきます。宜しくお願い致します。」などと書いて同じメールを出せばよいと思います。

 

 また、見学の前日くらいに、「念のためメール」を出しておくと良いと思います。

メールの件名:明日お伺いいたしますので宜しくお願いします。

 

メールの本文:

 

○○先生

 

明日、○○研究室を見学をさせて頂きます、 

○○大学 工学部○○学科 4年に在籍しております、

しょーたろーと申します。

 

明日はお忙しい中お時間を取って頂きありがとうございます。

念のためご確認という意味も兼ねまして、メールさせていただきました。

 

明日は、何時何分に先生のお部屋にお伺い致しますので、宜しくお願い致します。

 このようなメールを出しておけば、当日も行きやすくなると思います。

 こんな感じで、研究室の見学を申し込めば良いと思います。

 メールでのやりとりは、院に入ってからも、また就職してからも必要になってきますので、今のうちからでも最低限のメールのマナーを学んでおくとGOODですね。
  


関連記事:
研究室見学のときのポイントは?
(3)志望の大学院(研究室)をいくつか見学する

研究計画書はどのようにして書けばいいか?

     
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 大学院入試で時々提出されるように求めれられる研究計画書ですが、今までそんなもの書いたこともない人がほとんどではないでしょうか。もちろんぼくも大学院進学まで一度も書いたことありませんでした。

 今日は、そんな方のためにも、研究計画書とは何なのか、どうやって書いてみたらいいのか話したいと思います。

 普通、大学院入試で提出する研究計画書には、特に指定がなければ決まったフォーマットというものはありません。ですので、ここでは一般的に使われている書き方をご紹介しておきます。


  研究計画書には、以下の内容を含めるのが一般的です。

緒言 - Introduction
 緒言の項目では、研究しようとしている分野の状況を紹介します。研究分野の今までから現在までの状況(研究対象となる技術、産業、企業、環境、国、地域、人物、理論など)を、具体的に記述します。

研究背景 - Background
 緒言で紹介した状況の中に存在する問題を挙げ、どうしてその問題について研究しようと考えたか(研究動機)を具体的に記述します。

研究目的 - Research Objectives
 研究の目的を端的かつ具体的に記述します。

期待される成果 - Expected Outcomes
 計画している研究よって得られるであろう成果(結論)を具体的に記述します。

研究方法 - Research Approach
 研究方法を具体的に説明します。例えば、理論分析であるのか、定量分析であるのか。数値解析であるのか、実験であるのか、もしくは統計学的分析であるのかというように、具体的に書く必要があります。

今までの研究成果 - Portfolio
 自分が今までに書いた論文(修士論文や学士論文)、もしくはジャーナル等に掲載された論文や学術調査など、今までの
業績で今後の研究分野に関連したものをリストアップします。

参考文献 - References
 研究計画書作成時に参考にした論文や文献、計画している研究の参考にしようとしている論文や文献、研究報告などをリストアップします。
 


 と、だいたいこんな感じなのですが、とにかく初めて書くとなると、なかなかイメージがつかめないのも確かです。ですので、研究計画書を書くための参考書をいくつか紹介しておきます。研究計画の考え方や具体的な書き方、例文などが詳しく載っていますので、特に初めて書く方にはとても参考になると思います。

 

 どのように研究計画を立てるべきか、どのように研究計画書を書けばよいのか、参考になりそうな本をいくつか紹介しておきます。主に文系の研究計画を例にしたものが多いですが、理系学生にとっても考え方やアプローチが参考になると思います。


東工大の院試の配点とボーダーは?

     
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 今日は、最近ご質問の多かった東工大の院試の配点とボーダーについて書きたいと思います。

 ただ、専攻や年度によっても傾向や受験生のレベルも変わってきますので、あくまでも目安として参考にする程度にしてください。

 まず、東工大の院試の配点は、

  • 英語:200点
  • 専門午前:400点
  • 専門午後:400点

 もしくは、

  • 英語:200点
  • 数学:200点
  • 物理又は化学:200点
  • 専門:400点

 といった感じです。

 ボーダー(合否ライン)は、大岡山なら640点すずかけ台なら600点と言われいます。ですので、これ以上得点できれば合格の可能性が大きいといえます。

 ただ、繰り返しますがあくまでも目安ですので、これ以上を目標に対策を立てておくべきですし、人気のある研究室を第一志望にするのであれば700点は得点しないと、他に回されてしまう可能性が大きいです。

東工大で二つ以上の専攻を併願可能か?

     
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 やまぐちさん、ご質問ありがとうございます。

 東工大で二つ以上の専攻を併願可能かというご質問ですが、結論から言いますと、残念ですが、基本的にできません。

 ただし、併願できる専攻の組み合わせがあります。例えば、「原子核工学専攻と創造エネルギー専攻」、「土木工学専攻と国際開発工学専攻」などです。似ている専攻は併願可能となっているところが多いようですので、募集要項で調べてみてください。

 併願可能な組み合わせは、H18年度東工大大学院募集要項(pdf)の9ページ目に書いてありますので、こちらを参考にしてみて下さい。H19年度も同様な組み合わせで併願が可能になると思われます。
 ※ 但し、必ずH19年度の募集要項で確認してくださいね。万が一、去年と違っていても責任は取れませんので…。あしからず。

関連記事:
東大と東工大の併願はできるか?
(4)受験する大学院(専攻)を決める

東大と東工大の併願はできるか?

     
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 やすたかさん、ご質問ありがとうございます。

 「はじめまして、やすたかと申します。
自分は北海道大学工学部の新四年生になるものですが、他大学の院を受験しようか悩んでいるものです。特に何がやりたいという希望はありませんが、ステップアップのために受験しようかと考え始めました。安易ですみません。
 けれども、このブログを読んですごく参考になりました。ありがとうございます。これからも、元気に更新していってください!
 ちなみに、東大か東工大かで悩んでいますが、二つ受けてみるというのは不可能でしょうか?」

 ステップアップのため受験されるとのことですが、とても良い理由だと思いますよ!人間、いつでも向上心を持つことは大切なことだと思います。がんばってくださいね!応援しています。

 ところで、「東大と東工大を二つ受けることができるか?」 という質問ですが、これは正直難しいところです。ぼくは東工大を受験しましたが、東大も考えていたので二つ受けようか考えたこともありました。

 実際、二つ受けることができる年とできない年があります。どうしてかといいますと、最近は東大と東工大の試験の日程がかぶることがあるからです。ぼくのときは見事にかぶっていました。どうも、東工大としては、東工大に合格した学生が東大にも合格してしまい、結果、東大に流れてしまうのを防ぎたいとの思惑があるみたいです。

 ですので、とりあえず、両方の募集要項を取り寄せて、日程がかぶらないか様子を見てみるしかないと思います。運よく、かぶらなければ両方受けられますし、残念ながらかぶってしまったときには、どちらかを選ぶしかないですね。

 ただ、専攻によっては推薦枠があったり、学部の成績優秀者に対しては筆記試験免除(口頭試問のみ)を行うなどの特殊な受験形態を取るところもありますので、よく調べてみるとこをお勧めします。

 うまくやれば、二つとも受けられる可能性が出てくるかもしれません。

 東工大に関しては、具体的にどの専攻を受験するかなどを教えていただければ、情報を集めてみますので、ご希望でしたらコメントかメールください。

どのように基礎を固めていけば良いのですか?

     
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 sotaro555 さん、コメントありがとうございました。今日は、sotaro555さんのご質問にお答えしたいと思います。

 「ところで、基礎固めが大事とありますが、どのようにして固めていけばよいのでしょうか?」

 と、ご質問いただいたのですが、確かにそうですね、どのように固めれば良いのか書いてませんでした。

 基礎を固めるには、大学の講義をしっかり聞くというのがベースになります。でも、大学では、教え方が下手な先生が沢山いらっしゃるようなので(笑)、聞いていても意味がわからず、眠くなることが多々あります。

 ですので、先生の話を聞くのではなくて、先生が教科書のどのへんのことを話しているのかを聞けばいいと思います。そして、先生が話している範囲を自分でしっかり勉強して、小テストや定期試験を院試の模試のつもりで受ければいいと思います。

 このようにすれば、基礎力はしっかりと固まるはずです。 

 教え方が下手だとしても、一応大学の教員なわけで、講義でやっている範囲というのは、研究者からみて一通り知っておくべきところ(つまり基礎)だというわけです。院試というのは研究者として必要な基礎学力が身に付いているのかを確かめる試験なわけですので、講義で先生が話している部分というのは院試に出易い範囲というわけなんです。

 単位を取る為だけに一夜漬けで勉強して定期試験に臨めば、なんとか単位はとれてしまいますが、そのような勉強の仕方をしてしまうと、そこで身につけた知識はすぐに忘れてしまい、院試では役に立たなくなってしまいます。

 せかっく授業料を払って講義に出席しているので、講義の時間も有効に使ってしまおうというのが今日お話ししたことの狙いです。大学の成績も上がり、院試の対策も一緒に出来てしまい一石二鳥です!

いつから院試対策を始めればよいか

     
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 今日は、いつぐらいから院試の対策を始めれば良いかについて書きたいと思います。

 サスケさんコメントありがとうございました。

 結論から言うと、早ければ早いほど良いのですが、それではなかなイメージがつかめないと思うので、もうちょっと具体的に話そうと思います。

 本格的に院試の対策として勉強を始めるのは4年になってからでも良いと思います。だいたい、6〜8月くらいに院試があるので、その2〜3ヶ月くらい前から始めればOKだと思います。ただし、基礎的なものはある程度しっかりと身につけているというのが前提です。参考までに、僕は集中的に院試対策の勉強を始めたのは筆記試験の2週間くらい前です。ホントはこういのはいけないのですが、学費と生活費を稼ぐためにも時間が必要だったもので、ギリギリになってしまいました。

 イメージとしては、

 1〜2年の時は、どんな院があるのかを調べて、見学に行ったりするのと同時に数学(特に、微積分、微分方程式)、物理、化学などの基礎科目をしっかり学んでおく。

 3年くらいから、院試の過去問を取り寄せて、過去問の傾向に沿った専門科目の講義を取るようにして、しっかりと学んでおく。(この時点で過去問は解けなくてもOK)

 3年の冬から4年の春くらいから、実際に過去問や、その傾向に沿った問題集を解き始めていく。

 院試の1〜2ヶ月くらい前から集中的に勉強する。

 こんな感じで考えておけば、比較的楽に院試に望めると思います。

 とにかく先手必勝だと思うので、今できることをしっかりやっていく事が大切です。


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関連記事:

大学院受験の流れ
(1)行きたい大学院をいくつか選ぶ
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しょーたろー

 東京工業大学の大学院生でした(H19年3月に修士課程修了)。専攻は原子核工学。3.11の前後では全く様相が変わり、自分が学んで来たことについて色々と考えることが多いです。
 独自に編み出した勉強法などが世の中の大学生や大学院受験生のためになればと思い、ブログを始めてみました。宜しくお願いします。
 ご質問などありましたら、コメント、メール、メッセージ、twitterなどで受け付けています。お気軽にご連絡ください!

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