浪人や留年するというのは、実は結構あるようです。ぼくのまわりにもそんな方々がたくさんいらっしゃいます。でも、旧帝大の大学院を卒業して、一部上場の企業に就職して、バリバリと活躍している人もいますので、長い人生いくらでも挽回できるのかもしれませんね。

今日は、大学で留年が決まってしまったという方のご質問に対してお答えしたいと思います。
1年の時のツケを取り戻すべく、2年から頑張ってはいたのですが、単位が1つ足りず、この度、留年が確定してしまいました。ショックですが、自業自得感もあるし、周りに迷惑がかかってしまうので反省と後悔の念があります。
でもここで、1年の時のように意欲をなくしてしまったら駄目だと思い、なんとか耐えています。
留年して他大学院へ行くのは不利でしょうか。留年の1年という時間をどう使えばいいか、この先どうすればいいか迷っています。なにかアドバイスがあればお願いします(>_<)

留年が決まってしまったとのことで、お察し致します。少しでもこの記事がお役に立てればと思います。
  
 まず、他大学院へ行く際に留年が不利になるかどうかという点については、基本的にあまり関係ないと思います。大学院入試では、筆記試験による学力考査で合否が決まってしまいますので、留年したかしないかで合格ボーダーが変わってくるのは通常あり得ません。ですので、その点は安心しても良いと思います。
 
 ただ、就職活動の際に不利になる可能性はあります。状況を詳しく把握しているわけではありませんので、一言で片付けることはできないと思いますが、面接官がこの経緯を聞いたら、「この人は失敗したときに、それをリカバリするための計画能力と実行力に何か問題があるのではないのか?」というように思われてしまうかもしれません。そのように思わせないように論理的に説明する必要があるかもしれません。

 過ぎてしまったことは仕方ありませんので、今後どのように挽回していくかというのを前向きに一生懸命考えて、実行していくのが大切かと思います。留年の1年というのは、どうしてもマイナスな気持ちに影響されて控えめな1年になってしまいがちかもしれませんが、準備期間が1年延びたと思って、いろいろなことに積極的にチャレンジしてみては如何でしょうか。

 社会人になると時間が自由に取れませんので、学生の時にもっと色々とやっておけば良かったなあと後悔します。ぜひ、学生時代の比較的時間が自由に使える期間を大切に過ごしてみてください。

 まだまだ、人生は長いです。いくらでも挽回できますので、がんばっていきましょう!!