志望理由書や面接の対策を練る時に考え込んでしまう悩みの種のひとつが、志望動機です。

 誰でも心の中には秘めているものがあるはずなのですが、それを他人に言葉で説明するとなった途端に難しくなってしまいます。

 考えれば考えるほど、志望動機って一体何なんだろう?ってなってきませんか?

 「研究室のホームページを見て感激した」とか、「オープンキャンパスで先輩達の話を聞いて興味を持った」というケースも実際にあると思いますが、志望するようになったきっかけとしては十分な答えなのかもしれませんが、志望動機としてはちょっと弱すぎます。


 心のなかを探れば、もっと深い動機があるはずです。
  • まず、具体的に将来どんなことをしたいのか?
  • そのために、大学院で何を学び、何をしたいのか?
  • そもそも、どうしてそんなことを目指しているのか?きっかけは何か?
  • そのきっかけから、自分自身の考えと行動はどのように変わって行って、今の目標を目指すようになったのか?

 胸に手を当てて(本当に当てなくてもいいですが…)これらの質問に正直に丁寧に答えてみて下さい。

 箇条書きでも良いので、答えを全部紙に書いてみると良いと思います。そうすれば、あとはその答え組み立てて、具体的なエピソードや背景などを肉付けすれば、自分の思いの伝わりやすい志望動機書、志望理由書が出来上がってきます。
 また、上記の質問の答えをまとめておけば、面接で志望動機について質問されても大抵は答えられるはずです。

 とにかく書き始めないことには、何も始まりませんので、なかなか志望理由書が書き始められないでいる方には、オススメしたい方法です。

  
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