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最近、志望理由書や小論文を書く際に、「である調」で書くのが良いのか、それとも「ですます調」で書くのが良いのかという質問をよく頂きますので、今日はこれにお答えしたいと思います。

まず、僕が院試を受けた時の志望理由書は「ですます調」で書きました。そのときの本文をブログで公開していますが、それを参考にされた方から、「である調」で書いた方がいいのでは?という質問をよく頂きます。

確かに、論文は「である調」で書くのが基本です。また、志望理由書や小論文も「である調」で書く方が良いと僕も思います。ただ、院試で提出する志望理由書や小論文について言えば、「である調」か「ですます調」かで合否が左右するとは思えません。実際、僕はですます調で書いて合格していますし。

志望理由書や小論文で大切なのは、論理的な文章が書けているかというところです。つまり、起承転結の流れで書けているかというところを見られます。また、やる気や熱意、思いなどが込められているかも見られます。ようするに、自分がどうして入学したいと思っているのか、入学したら何をしたいのかが、正確にに伝えられれば良いわけです。「ですます調」のほうがうまく伝えられるのであれば「ですます調」で、「である調」で書く方がうまく伝えられるのであれば「である調」で書けばよいわけです。

「である調」か「ですます調」かで悩む必要は全くありません。自分の書きやすい方で書けばいいんです。まずは、最初の一段落を「である調」と「ですます調」の両方で書いてみて、しっくりくる方で書き続けて行くと良いと思います。


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