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今年に入ってからtwitterをはじめてみました。いまだに良くわからないところだらけなのですが、気づいたら64人の人にフォローされているようで、ありがとうございます。あまりたいしたこともつぶやかなくてすみません…。

このブログでは、コメントやメールによる読者の皆さんからのご質問を受け付けていますが、先日twitterからもご質問を受けました。twitterからの質問も大歓迎です。

私の志望する大学院では事前に小論文の提出が求められています。内容は現在の研究と入学後行ってみたい研究なのですが、これは志望理由書とは違い自分の背景や興味へのきっかけ等は書くべきではないのでしょうか?


小論文でチェックされる要素:

 原則的に小論文では、ロジカルシンキングができるかどうかというところを見られます。物事を論理的に考え、論理的に伝える能力が問われます。ですので、極論を言うと、論理的に展開できていればテーマはなんでも構わないと思います。

大学院に入れば、嫌でも論文を書く必要が出てきます。最低でも修士論文を書く必要があります。また、研究室や指導教授によっては科学雑誌等へ論文を投稿することがあるかもしれません。

論文を執筆する上で必要なのは論理的に展開する能力です。読むだけでも納得するように書かなければいけないわけですから、論理的な考え方ができることはもちろん、論理的に伝える能力も必要となってきます。

これらの能力を短時間で見極めるには、小論文を書かせるのが一番というわけなのです。論理的な思考・伝達能力は一朝一夕で身につくものではありませんので、早め早めの対策が必要となってきます。

参考サイト:
http://www.goodfind.jp/challenge/logical.html


志望理由書でチェックされる要素:

次に志望理由書では何を見られるかというと、これはその名の通り、志望理由の正当性、熱意、やる気、人柄、そして信条です。

あまりにいい加減、または理解しがたいような志望理由だと、ちょっとしたことですぐ辞めてしまったりするかもしれないという恐れが出てきますので、そのあたりも判断されるというわけです。

熱意、やる気、人柄なんかも同様です。これらは文章に出てきてしまうものですから、そのあたりもチェックされます。

最後に信条についてですが、これは普通の人はそんなに気にすることはありません。ようするに右翼だったり、反社会的な考え方を持っていないかなどを念のためチェックされるわけです。このような信条も、ついつい文章に出てきてしまうものです。

もちろん、志望理由書でも論理的な展開ができるかどうかも見られますので、どちらにしろ論理的思考能力は早めに身につけておく必要がありますね。


近日中に論理的思考能力を磨く方法についても触れてみたいと思います。


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