ブログネタ
大学院受験の秘訣 に参加中!
今日もみきさんから頂いた質問にお答えしたいと思います。
過去問って5年分とかその位しか手に入らないことが多いと思うんですが、それを全部、出題傾向を掴むために解いてしまった場合、何で力試ししたらいいんでしょうか?院試問題集でしょうか?
確かに院試の過去問は5年分くらいしか手に入らないですよね。出題傾向を掴むために全て解いてしまったら、現状の実力を計るためにはどうしたらよいかという悩みが出てくると思います。

みきさんかが言うとおり、院試問題集で実力を計るのも良いと思います。

また、数学や物理、化学などの一般科目であれば、同じ大学院の他の専攻の過去問を手に入れて、それで力試しをしてみるのはいかがでしょうか?

専門科目については、過去問を解くことによって傾向はつかめるものの、正直どのような問題が出るかは予想がつきませんので、力試しをするという行為に意味があるのか個人的には疑問に思います…。過去問を解くのはあくまでも過去の傾向を掴むというのが目的ですので、覚えるくらい何回も過去問と院試問題集を繰り返し解けば、特に力試しする必要はないのではと思います。

おそらく、入試問題を解くときの制限時間の点でも心配されているのだと思いますが、大学院受験の場合は、大学受験の時とは違って問題を解くのに十分な時間がありますのでその辺もあまり心配ないと思います。

また、基本的な事以外は、あらかじめ暗記しておくということは求められません(一般的でない公式を使うことが求められる場合は、入試問題に参考として必要な公式が記載されます)。


どうしても、力試しをしておきたい場合には、みきさんのおっしゃるとおり、いろいろな院試問題集を解いて、解けるかどうかで自分の実力を計るのが良いと思います。


大学院入試問題集―工学系
姫野 俊一
サイエンス社
売り上げランキング: 511076