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4月に入ってからは落ち着いてきたのですが、1〜3月は終電帰りの日が続いたりして、1週間の稼働日(5日間)の合計睡眠時間は、15時間くらいということがしばしばでした。なかなか仕事が片付かず(というか片付くより早く次の仕事がやってくる…)、気付けばいつも深夜。家に帰って寝るのが3時過ぎ。起きるのが6時とか7時とか。こんな感じの生活が続いていました。
睡眠不足になると、日中の集中力が続かなくなってしまい、結局また仕事が片付かず(というか、仕事をさばく前に新たな仕事がやってきてしまう…)に深夜まで残業という悪循環にはまってしまうという感じです。

院試対策に限らず、受験対策では、睡眠がとても重要なファクターになります。大きな理由の一つとして、脳が記憶を定着させて、長期間にわたって保持するには、しっかりとした睡眠が必要だからです。いくら勉強しても、勉強したことが脳に定着していなければ、そもそも勉強した意味が無くなってしまいますよね。

ちょっと気になって、東大生はどれくらい睡眠時間を取っているのかを調べてみました。東京大学による学生生活実態調査によれば、東大生の睡眠時間は、平均で6時間35分です。一人暮らしなどの自宅外生は自宅から通っている学生より平均で20分ほど長く寝ているようです。これは、通学時間の長さと関係しているようです。
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 ちょっと古いデータではありますが、総務省統計局による平成13年社会生活基本調査によれば、大学生の平日の平均睡眠時間は7時間38分ですので、平均的な大学生と比較すれば、東大生の睡眠時間は少し短いようです。

東大生の学習時間

一方、1日の学習時間を比較してみると、一般的な大学生と比べると約5時間ほどの差があることがわかります。

これらの結果から、東大生は寝る時間を削ってまで勉強をしているというわけではないようです。勉強もしっかりして、睡眠もしっかりとるといった生活をしているというのが見えてきます。

ちなみに、東大合格者の受験生時代の睡眠時間を調べてみたところ、統計的なデータは残念ながら見つかりませんでしたが、いくつかの合格体験記などを見てみると7〜8時間以上というケースが多く見受けられました。

受験対策には、しっかりと睡眠時間を確保するのが重要のようです。

 

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