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 今日は大学の成績評価制度についてお話したいと思います。

 大学の成績評価方法は、当然のことながら大学によって違ってきます。おそらく、優(A)、良(B)、可(C)、不可(D)の4段階評価の大学が一般的ではないかと思います。
 通常は定期試験の点数がそのまま成績に反映されるという場合が多いのですが、中には小テスト、レポート、出席状況などを加味する教官(教員)もいます。

 一般的には、
  優(A):  80〜100点
  良(B):  70〜79点
  可(C):  60〜69点
  不可(D): 59点以下
 というように4段階で評価されます。ぼくの出身大学の武蔵工業大学はこの評価方法でした。(ただし、現在は後述するGPAを導入しているそうです。)

 また、最近では、GPA(Grade Point Average)を導入する大学が増えてきており、この場合は、
  優(A):  90〜100点
  良(B):  80〜89点
  可(C):  70〜79点
  準可(D): 60〜69以下 
  不可(F): 59点以下
 の5段階で評価されることになります。優(A)を4、良(B)を3、可(C)を2、準可(D)を1、不可(F)を0として、さらに各単位数を乗じて合計したものを総単位数で割ってスコア化します。つまり、オールAなら4.00、オールFなら0.00になることになります。
 北海道大学や九州大学がこの評価方法を導入しています。

 レアなケースとして、優、良、可などで評価せずに100点満点の素点で評価する場合もあります。
 東工大はこの評価方法を導入しています。

 一部の大学院では、学部時代の成績優秀者には院試で筆記試験を免除する場合があります。大学によって成績評価制度が違うこともあり、免除になる基準があいまいですが、以前にもお話したように相当成績が良くないと免除対象になりません。もちろん大学自体の偏差値も関係がありますので一概には言えませんが、地方国立大学だとGPAで言えば3.8とか3.7くらいの成績でなければ難しいと思います。

 なお、GPAを導入している大学のリストがWIKIPEDIにあります。
  GPA - Wikipedia