ブログネタ
大学院受験の秘訣 に参加中!

 大学院受験の流れシリーズ 第9回 「大学院入試(筆記)を受験する」です。

 このシリーズももう9回目になりましたが、合格まであと少しです。今日はついに実際に院試を受験するところまで来ました。

 筆記試験受験時の注意事項は、基本的に大学受験の時と変わりません。あとは、あきらめないで一生懸命がんばることです!

 ただ、実際に僕が院試を受験して一つ思ったことを話しておきたいと思います。
 大学院や専攻によっては、いくつかの分野の問題から選択させて答えさせるという形式のものあります。ぼくが受験した東工大原子核工学専攻も物理と化学と数学の3問題から2問、12の専門分野の問題から4問を選択して解答するというものでした。

 このような形式の試験の対策と立てる時には、あらかじめ選択する問題を決めておいて、その分野だけ勉強しておくと思います。ただ、このような形式の問題は、実は勉強しなかった分野でも解けてしまうことがあります。
 ぼくの院試の時の経験をお話ししておくと、初めは勉強した分野(原子力関連分野と力学分野と電磁気分野など)の問題を解こうと思ったのですが、途中でそのうちの一つの分野が半分も解けそうもないことに気づきました。そこで他の分野の問題を見てみると…。意外に解けそうだなと思えたのです。そこで高校(高専)で少しだけ電子工学の基礎を勉強したことがあったので電子工学を選んで解いてみました。すると7〜8割くらいも解けてしまいました。院試の為には全く勉強していなかった(というか高校以来全く勉強してたこともなかった)ので正直自分でもビックリです。

 ですので、このような形式の問題が出題される時には、まず一度、全体に目を通しておいた方が良いと思います。勉強したところよりも、勉強しなかった分野のほうが解けてしまうということもあるので、そういう可能性も一応頭に入れておいて臨んだ方が良いと思います。

次の記事:(10)大学院入試(口述)を受験する