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院試のときに志望理由書の提出を求める大学院があります。僕の所属している東工大もそうです。今日は、志望理由書の書き方についてお話したいと思います。

まず、どうして志望理由書を提出するように求められるのか考えてみたいと思います。

  1. 入学後にちゃんと勉強&研究するかどうかを見極める
  2. 第一志望かどうか、つまり合格させても辞退されたりしないか?
  3. その人の性格や人格を見極める
  4. 論理的思考能力(研究に必要)があるかどうか?
  5. 文章作成能力(論文執筆に必要)があるかどうか?

と、だいたいこんな感じだと思います。志望理由書はそんなに合否に大きく左右するものではないと思いますが、あまりにもひどい志望理由書を書いて提出した場合は門前払いされる可能性もありますし、ボーダーぎりぎりの得点のときは、志望理由書の内容によって合否が決まる場合もあります。ですので、手を抜かずにしっかり書いておくほうが良いですね。

上で挙げた項目を基に、志望理由書を書く時のポイントを考えてみると、

  1. 丁寧(誤字脱字に気をつける)にそして熱意の伝わる文章を心がける
  2. 考えている事柄をあらかじめ書き出して整理する
  3. 論理的に書く

重要なポイントは以上の3点くらいに絞れるでしょうか。これら3点に気をつければ良い志望理由書が書けるはずです。

次に、志望理由書を書く時にどのような流れ、つまりあらすじにすればよいのかを整理してみたいと思います。

志望理由書の一般的な流れ

簡単な自己紹介(今までの経歴など)

 どんなことをしたいか、何になりたいか(将来の夢)

以上を踏まえて、どうして志望したか、その理由。

合格後の志(どんな研究がしたいか、どんな研究生活を送りたいか)
※もし、博士課程に進みたいと考えているのでしたら、そのことも書いておいたほうが良いです。

熱意を伝えるPR

こんな感じで書けば良いと思います。

ひとつ書き忘れましたが、他大の大学院を受験する場合には、どうして自分の大学の大学院に行かずに他大の大学院を受験するのかが重要になります。 この理由も自分なりに整理しておいて書いておいたほうが良いですね。もちろん面接の時にも聞かれると思います。

今日も結構長くなってしまいましたが、これらの点に気をつけて書けば、少なくとも平均点以上の志望理由書が書けるはずです。とにかく熱意を込めて論理的な文章を書ければOKでしょう。

参考になるかわかりませんが、僕が院試のときに提出した志望理由書を今度の記事に載せたいと思いますね。



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時間のある人は、このような本も読んでおくとなおGoodでしょう。