大学院受験の流れシリーズ 第8回 「願書を提出する」です。
前回は、願書を提出するために必要な書類を準備することについて書きました。今日はそれを提出するにあたって何点かお話したいと思います。
まず、当たり前ですが、早めに出すことをお勧めします。願書の受付期間(だいたい1週間くらい)が限られているところもあると思いますが、できれば、受付開始日に出したいものです。早めに出しておけば、万が一、書類に不備があっても訂正できますので安心です。
次に、提出の方法についてですが、大学院や専攻によっても違いますが、だいたい郵送のみというところが多いと思います。郵送の場合、締め切りが必着の場合と当日消印有効の場合がありますので、注意してください。必着の場合、当然ですが、締切日当日に郵便局に出してもアウトですから。郵送のみの場合、大学に直接持っていっても受け付けてくれません。
また、郵送の場合、普通郵便よりも書留をおすすめします。日本の郵便の場合は滅多にないのですが、まれに郵便事故といって、途中で郵便物がなくなってしまったり、届くのが極端に遅れてしまったりということがあります。普通郵便ですと、記録が残らないため、こういうことが起きて締め切りに間に合わなかったらどうしようもありません。でも、書留で出しておけば、記録が残るので、万が一郵便事故で締め切りに間に合わなかっとしても特別に対応してくれます。ですので、多少送料は高くなりますが、書留で送ると良いと思います。
次は、実際に入試を受験しますが、本番の注意事項などについてお話しようと思います。
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