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 大学院受験の流れシリーズ 第3回 「志望の大学院(研究室)をいくつか見学する」です。

 この時点では、いくつか気になる大学院や専攻が選ばれている状態だと思います。次に踏むステップとしては、研究室を選ぶことです。

 研究室を選ぶには、その研究室のホームページを参考にしたりするしかありません。大学院や専攻の情報は比較的簡単に集まりますが、それぞれの研究室の情報は少なく集めるのに苦労します。ですので、「志望の大学院(研究室)をいくつか見学する」ことが重要になってきます。

 ホームページ等や専攻のパンフレットなどで、それぞれの研究室の情報を集めて、自分の興味のある研究室をいくつか絞ります。そして、選んだ研究室の教授に直接、「見学させてください」とコンタクトしてしまいましょう!電話かメールで良いと思います。僕の場合は全てメールで連絡しましたが、すぐに返事が返ってきました。

 実際に見学に行けば、その研究室がどんなことをしているのかが一目瞭然です。また、研究室選びに重要な研究室の雰囲気もつかめるので、それらをもとに研究室選びができます。「百聞は一見にしかず」です。

 そして、研究室に見学に行くことによって、院試が有利になることがあります。何故かと言いますと、まず、あなたが教授だったとします。あなたの研究室に2人が受験してきましたが、定員の関係で1人しか取ることができません。しかも、その2人は試験で同点でした。しかし、1人は研究室に見学に来て、もう1人は顔も見たことがありません。さて、あなたならどちらの学生に研究室に来てもらいたいですか?
 多分、見学に来た人のほうを取ると思います。
 見学したかしないかが直接、院試の結果につながることは無いですが、見学するということが、少なくとも教授に心理的にプラスに働くことは上の例からもわかると思います。やって損はないのなら、見学は早い時期にしておくと良いと思います。

 ※専攻の説明会などで、全部の研究室の見学会を合同で行うところもあるようです。そのようなイベントも利用するのも良いと思います。ただ、そのような機会があったとしても、教授に名前や顔を覚えてもらう為にも、別の機会に個別で見学しに行くことをお勧めします!

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