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 大学院受験の流れシリーズ 第2回 「自分の指導教授に相談する」です。

 この「自分の指導教授に相談する」というのは、大学院受験にとって結構重要なステップと思われます。なるべく早めにこのステップを踏んでおけば、その後がかなり楽になると思います。

 ぼくの経験からいうと、結果的にこのステップは願書を出してから踏むことになってしまったのですが、振り返ればもっと早くやっておけばもっと楽だったんじゃないかと思っています。

 まず、どうしてこの段階が大切かと言いますと、だいたい自分の指導教授は大学院受験の味方になってくれるからです。時々、他の大学院へ進学したいと言うと、嫌がって協力してくれない教授もいますが、そんな場合でも、大学院受験に協力的な教授か非協力的な教授かを見極められたと思えば良いだけです。遅かれ早かれ自分の指導教授には話さないといけないわけですので、早くこのステップを踏んでおくのが良いと思います。

 自分の指導教授が非協力的な教授だとしたら、そういう人なんだと割り切って、一人でどんどん準備を進めるだけです。大学院入試の合否には全く関係ないので、そのことを心配する必要はありません。

 もし、自分の指導教授が協力的な教授だとしたら、それはすごくラッキーです。徹底的に助けていただいちゃいましょう。進学しようと思っている大学院の専攻が同じだとしたら、きっと指導教授も志望専攻の教授のことを知っているはずです。どんな教授かどんな研究をしているか教えてくれるので、行きたい大学院や専攻、研究室を選ぶための貴重な情報源になります。
 ぼくの経験から少しお話しすると、学部の時の指導教授は、僕の行きたい大学院の専攻を卒業していた人だったので、そこの大学院の教授たちのことをよく知っていました。ですので、「どの研究室はどういう研究をしていて、この教授の専門は何々だから、何々をやりたいのなら何々先生のところに行ったらいい。」 と詳しく教えてくれました。なので、もっと早く相談しておけばもっと楽だったのにと後悔しています。

 進学しようと思っている大学院の専攻が今の専攻と違う場合ですが、もしかしたら、指導教授はあまり詳しい情報を持っていないかもしれませんが、多少の情報を持っている可能性はあります。また、教授自身も大学院を受けたわけですので、多少なりのアドバイスをしてくれると思います。

 という感じで、このステップは、「貴重な情報を得られるかもしれない」という位置づけです。絶対しないといけないと言うわけではないと思いますが、早くこのステップを踏んでおいた方が今後、大学院入試に向けて動きやすくなることは間違い有りません。

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