sotaro555 さん、コメントありがとうございました。今日は、sotaro555さんのご質問にお答えしたいと思います。
「ところで、基礎固めが大事とありますが、どのようにして固めていけばよいのでしょうか?」
と、ご質問いただいたのですが、確かにそうですね、どのように固めれば良いのか書いてませんでした。
基礎を固めるには、大学の講義をしっかり聞くというのがベースになります。でも、大学では、教え方が下手な先生が沢山いらっしゃるようなので(笑)、聞いていても意味がわからず、眠くなることが多々あります。
ですので、先生の話を聞くのではなくて、先生が教科書のどのへんのことを話しているのかを聞けばいいと思います。そして、先生が話している範囲を自分でしっかり勉強して、小テストや定期試験を院試の模試のつもりで受ければいいと思います。
このようにすれば、基礎力はしっかりと固まるはずです。
教え方が下手だとしても、一応大学の教員なわけで、講義でやっている範囲というのは、研究者からみて一通り知っておくべきところ(つまり基礎)だというわけです。院試というのは研究者として必要な基礎学力が身に付いているのかを確かめる試験なわけですので、講義で先生が話している部分というのは院試に出易い範囲というわけなんです。
単位を取る為だけに一夜漬けで勉強して定期試験に臨めば、なんとか単位はとれてしまいますが、そのような勉強の仕方をしてしまうと、そこで身につけた知識はすぐに忘れてしまい、院試では役に立たなくなってしまいます。
せかっく授業料を払って講義に出席しているので、講義の時間も有効に使ってしまおうというのが今日お話ししたことの狙いです。大学の成績も上がり、院試の対策も一緒に出来てしまい一石二鳥です!